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共生学舎の理念

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青丹よし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり   (小野老 万葉集巻三)
この有名な歌の「青丹よし」は・・・青丹よし・・・「なら」にかかる枕詞で平城(ナラ)の地の北側の丘陵地帯で、顔料に使う青土(アオニ)の良質なものが産出されていたことから生まれた語だといわれています。

この歌に詠まれていますように春になりますと梅・桜の花が咲き誇り、鶯の鳴き声が聞こえる平城京の北側の丘陵が我々の活動しているところです。
我々の活動地の中央に平城京・西ノ京に続く自転車道が通っており、休みの日にはハイキングやサイクリングの人々でにぎわいます。また、周辺には天皇陵や古墳も多く風光明媚なところです。

我々の活動目標は以下の3つとしていきます。
一、ならやまの景観保持
一、食育と子育を目指す
一、一人一役・皆が主役 得意分野で力発揮
その根底になる考え方は、プレジャー、オープ&フラットな共生学舎です。

***ならやまの景観保持***
我々が活動する佐紀・歌姫の地、平城京の北側 玄武は、その時代に都の迎賓館があったところだと言われています。咲く花は梅・桜に始まり四季折々の花が都を訪れる人々の心を和ませてくれたのではと思います。観光都市ならの景観を保つことは昔も今も大切なことだと思います。
***食育と子育を目指す***
人間が生きていくために大切な”食”を将来のこどもたちに伝えていくことは、非常に大切なことです。お米はどうしてできるの? 田植え・稲刈りの実体験を通してこどもたちに伝えていきます。NPOでは「筍堀」「田植え、稲刈り」「収穫祭」「餅つき大会」等のイベント実施して食育と子育の輪を拡げて行きたいと思います。
***一人一役・皆が主役 得意分野で力発揮***
NPOの構成メンバーには現役時代それぞれの分野で活躍した、している人が多くいます。
第二の人生、社会に役立つため昔の経験を生かしてボランティア活動でも各々の得意分野で一人一役の活動をして行きたいと思います。 
  
令和5年4月1日  大東照正

 


はじめに
NPO法人共生学舎では平城山の景観を守り環境保全に努めると共に、食育と農業体験の輪を広げることを基本方針に掲げて活動しています。
今、私たちを取り巻く状況は刻々と変化してきていますが、これらを冷静に受け止め、今後も〝環境〟と〝食〟を主眼においた活動を続けていきたいと思っています。

食の重要性を知る
人間が生きていくための基本である食の重要性について理解しておかなくてはならない課題は大きく三つあります。

第一は「個人レベルでの健康」に関する問題点です。人間として生を受けたからには世の中に役に立ちたいと考えるのは当然ですが、この実現のためには「健康である」ということが前提であり
一日3回の〝食事〟がポイントです。 
第二は健康を害することで生じる「医療費の増大とこれに伴う国家財政のひっ迫」と云う問題点です。そして
第三は「地球レベルでの環境」に関する問題点です。日本の食料自給率(カロリーベース)は先進国では極端に低い37%しかなく、海外から大量の食料を輸入していますが、これに伴う運搬の
エネルギーコストは膨大な金額になっています。また、生産国において大量の水や肥料の消費による二酸化炭素の発生は地球環境の悪化につながっているのです。
今一度、日常の食生活を見直していくことが必要であると思います。

持続可能な社会の実現
78億の人類が暮らし、870万種を超える生物が生存し『豊かな水に覆われ青い惑星と呼ばれるこの美しい地球』。しかし、今温暖化に伴う気象変動によって環境破壊が進み、この地球が悲痛な叫び声をあげています。
今、これらの環境の悪化に歯止めをかけるために様々な取り組みがなされていますが、それぞれの国や地域だけですべて解決できるものではなく、全人類の共通の課題として取り組んでいかなければなりません。この環境に対する取り組みの特徴は〝一人の力ではどうすることもできなくても多くの人が力を合わせることによって大きな成果が得られる〟ということです。

私達共生学舎としても一人ひとりが環境問題を直視し、”持続可能な社会の実現〟を目指して取り組んでいきたいと思っています。

活動内容のご案内

□里山の景観管理と環境保全活動
 月2回の活動日には活動場所周辺のお掃除と周辺道路(サイクリングコース、遊歩道)草刈りを実施。又、竹林や雑木林の間伐等の活動を実施。
□食育・農業体験のイベント開催
 七草刈、椎茸原木の作成、筍堀、玉葱収穫、田植え、稲刈り、サツマイモ収穫、収穫祭(餅つき)


活動日
毎月 第一日曜日 第三日曜日
午前9時半から

新着情報

新規掲載の記事情報

以下の記事が新規に掲載致しました。是非ご覧ください

【記事の掲載場所】   【表題】

会員専用ページ       定例会議事録(2024/04/21)    

行事案内           2024年度の年間活動スケジュール

2024年04月22日

田植イベント開催のご案内

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野山の新緑が目にしみる好季節を迎えました。
我が国は瑞穂の国と言われるように稲作は古来より日本文化の中心的役割を果たしてきました。
現在、米づくりはほとんどの作業が機械化され、農薬と化学肥料が使用されていますが、私たちは昔ながらの米づくりの体験を通じて、
今一度日本人の心に触れることを目指していきたいと思っています。

つきましては下記の通り、恒例の田植えイベントを開催しますので、時間の許す方は奮ってご参加ください。

―記ー
◇日時  6月1日(土) 10時~14時   雨天決行
◇場所  奈良市佐紀町 1360   NPO法人 共生学舎 田んぼ
    (JR平城山駅 南へ徒歩12分 :ホームページのアクセス欄をご覧ください)
◇服装  作業できる服装(泥で汚れても良いもの)、長靴
◇持参物 昼食、飲物
◇参加費 100円/人 (イベント保険代に充当いたします)
◇その他 ■駐車場の台数が限られていますので、できるだけ乗り合わせてお越しください。      

≪連絡先≫   大東 照正  terry94jp@yahoo.co.jp 携帯 090-1076-5066

2024年04月14日

筍堀イベントの開催(令和6年4月)

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恒例行事の「筍堀」が賑やかに開催されました。

総勢30名が参加、去年に引き続き連続で参加された方もおられました。
40分程で大小併せて40本程の筍を収穫、全員で記念写真を撮り、無事終了しました。

2024年04月08日

竹細工(竹ぽっくり)のイベント開催

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2月10日(土曜日)に、昔ながらの竹細工、「竹ぽっくり」手作イベントを開催しました。
これは、イオングループからの寄付金を活用した「奈良の文化遺産やまちなみの保全活動事業」の事業であります。

今回は子供11名、大人8名の19名の親子が参加してくれました。
子供達やお父さん、お母さんもノコギリを片手に一生懸命に「竹ぽっくり」作りに挑みました。

出来上がった「竹ぽっくり」で競走を行い、一等賞は女の子でした。ご褒美は畑のほうれん草でした。
初めての「竹ぽっくり」でしたが、子供達は上手に乗りこなし楽しんでいました。

2024年02月10日

食育講座を開催しました

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1月18日、うみの森保育園で園児の保護者、一般参加者、NPOのメンバーらが参加して食育に関する講演会が開催されました。
これは「奈良県青少年育成ボランティア協会からの寄付金を活用した地域の子ども・若者の健全育成事業」の一環です。

講師の中尾直史氏は一般企業から教育界で仕事をされ、その経験から食についての
思いを話され、参加した保護者は興味深く熱心に耳を傾けられていました。
講演後、健康に良い食物についての実演や試食もあり、子供達も美味しく頂きました。

 

2024年01月21日

祝! 「陽だまりの部屋」 100回掲載!!

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中尾さんが提供している「陽だまりの部屋」の投稿が今回で100回を迎えました。
2022年5月の第1回「さわやかな挨拶」から始まり、多岐にわたる話題が掲載されてきました。

今回は中尾さんのブログ掲載に対する思いが語られています。皆様も是非一読ください。

「陽だまりの部屋」には、「随想録・ブログ等」⇒「陽だまりの部屋」です。

100回原稿は、ここをクリックして下さい

 

2024年01月13日

共生学舎 新会員の募集

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私たち、NPO法人共生学舎は奈良市佐紀町、歌姫町にまたがる平城京の北部(玄武)の景観保持無農薬野菜の栽培子どもの食育を推進しています。

1.活動      毎月二回(第一日曜日、第三日曜日)を定例活動日として、ならやま大通り南の24号線周辺のゴミ収集、
          更には西ノ京・平城京への自転車道のクリーン作戦を行っています。
2.年間の主行事  タケノコ堀、田植え、いもほり、稲刈り、収穫祭、餅つき等の行事を子ども達も参加して楽しく行っています。
3.野菜の栽培   会員は自分の畑で楽しく無農薬野菜の栽培をして健康維持を図っています。栽培に必要な農機具、水道等はNPOが提供いたします。
4.会費       年間5,000円 (4月に納入)

入会ご希望の方は下記までご連絡下さい。
〇 大東照正  TEL 090-1076-5066
〇 日比真言  TEL 090-3466-2050

2023年04月30日
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