2024 大収穫祭!

『 大収穫祭 ⇒ 餅つき大会 』

餅 と 日本

餅米を蒸して、臼と杵(きね)を使っ
て粘り気が出るまで搗(つ)いて作る
人が作るのが一番!ですね。

縄文時代に、稲作りが東南アジアから
伝えられて、節句の際には神に供える
食べ物でした。 その当時は 白いの
でなく、赤米っだったとか・・・
平安時代には「鏡餅」の文化から、神
への供え物として存在していきました。

〇鏡餅:正月 大小の餅を上下に重ね、
だいだいや干し柿、昆布、裏白などあ
しらって年神様の供える餅。三種の神
器(じんぎ)の1つとして、神の霊気
が宿るといことから、いただく際は刃
物で切るのではなく、槌で割って焼く
のです。

〇ひし餅:ひな祭り 下から青草を示す
緑は健康を、雪を表す白は清浄を, 梢
に花開く桃を表現するピンクは魔除け
を願い、染め分けられているのです。
中でも、緑の部分はヨモギで作られて
いますが、このヨモギは生命力が強く
滋養に富んだ植物で、薬膳では造血作
用があり、血行を促進して体を温め、
疲労を回復する力があると。 独特な
ひし形はヒシという植物の実の形を表
していると言われ 固い殻に覆われた
ヒシの実には鋭いトゲがあり、魔除け
として用いられていました。ひし餅は
その魔除けの力にあやかって作られた
と言われたいます。

〇ぼた餅:春分(春の彼岸)
 おはぎ:秋分(秋の彼岸)
本来餅を作る時はもち米を蒸して作り
ますが、ぼた餅やおはぎの場合は、も
ち米やうるち米を炊いて、粒の半分だ
けがつぶれるように搗きます。
春に咲くぼたんの花を模して作られた
ものがぼた餅、秋の七草、萩の花を模
して作られたものがおはぎ。

〇柏餅:こどもの日 平たい楕円形に
伸ばした餅または蒸して作る団子生地
で丸めた餡を挟み、柏の葉で包みます。
柏の木は、春に新芽が出揃ってから古
い葉を落とすという性質があります。
そのため、新芽を子ども、古い葉を親
に見立て、子孫繁栄、家系存続へと結
びつけました。

〇月見団子(中秋の名月):秋の収穫
の頃 神への収穫の感謝の意をこめて…
十五夜のなので15個、十三夜の時は
13個を月が出る方角へ正面を向けて
供えるんです。

〇一升餅:子どもが1歳の誕生日を迎
え, もち米一升を使って作る「一升餅」
を背負わせる行事があります。
米一升は約1.8kg、餅にすると、なん
と約2kgになります。・・2リットルの
ペットボトル水入れて、1歳で背負えるの
かなぁ?

(文責  前地 昇)

 

2024年12月17日