10月12日 (土)
去年の秋から1年間かかった、今年の米
の収獲の日がやってきました。
そして、米の収穫を体験し、農業の方々
に感謝しながら、お米を食べる そんな
「稲刈り」の日が来ました
昭和20年ごろの田植えでは,米づくり
の多くは人の手で行われていました。
まずは、「田おこし」。「クワ」でほっ
たり,牛に「すき」をひかせたりして田
んぼをたがやしています。土.水をまぜ
田んぼをたいらにする「代かき」。
昭和40年ごろ、機械が普及するまで、
人の手と,馬や牛をつかった作業は続き
ました。
田植えは,一株ずつ手で植えています。
手間も時間もかかる重労働でした。
そして稲刈りは、鎌(かま)をつかっ
て手で刈ります。稲から「もみ」を外
す脱穀には, 昭和の初めから「動力脱
穀機」が使われるようになりました。
米づくりに機械がたくさん取り入れら
れるようになる昭和40年ごろまで、
人が手間をかけてお米を作っていたの
です。
いま、多くの棚田が話題になっていま
す。能登半島の地震、9月の大雨によ
る棚田のことは、ニュースで見ました
でしょうか。
昔は、刈り取った稲は束にして,稲架
(はさ)に掛け,天日と風で乾燥させるこ
とで,長期保存と旨味を保つことができ
まるため、2週間ほど太陽光線と風に
よって乾燥したのですね。
「稲刈り」の次の日に機械で乾燥され、
日曜日の夕方には、機械で脱穀され…
みなさんに玄米が届くのです!
一粒一粒 大切に食べましょうねぇ。
まずは, おにぎりかな?
(文責 前地 昇)