昔、「ミミズもカエルも皆ごめん」とい
う言葉がありました。男の子が便所以外
で立ち小便(今はマナー違反ですが‼)
をするときにする前に言う言葉!(笑)
今、共生学舎の畑や田んぼを見ていると
地中で冬眠したカエルやミミズたちが、
畑で動き始めているし、田植えとして水
が入った田んぼには、カエルのケロケロ
♫が聞こえてきます。おたまじゃくしが
大声で歌っているのでしょうね。
大阪人としては、アホの坂田さんの「ミ
ミズもカエルも皆ごめん。じょんじょろ
り~じょんじょろり~のぱっぱ」という
ギャグも思い出したりします。孫には教
えられない昔なつかしの大阪の文化でし
ょうね。
☆ミミズから:土づくりには欠かせない
生き物で、土の中で虫の死骸や枯れた植
物などを食べて分解・排せつし、ふかふ
かで肥沃(ひよく)な土壌に変えてくれ
ミミズがいる土に食物残を入れると堆肥
(たいひ)化してくれることから、手製
のコンポストのためにも用いられます。
そして、ミミズは土を食べそこに含まれ
る有機物や微生物、小動物を消化吸収し
粒状の糞として排泄。土壌形成の上では
特に植物の生育に適した団粒構造の形成
に大きな役割を果たしています。農業で
は益虫として扱われ土壌改良のために利
用され、表層性ミミズよりも土中性ミミ
ズの方が土壌改良効果が高いとされてい
ます。1日あたり体重の半分から同量程
度の餌を摂取し、その糞が良質な肥料や
土壌改良材として利用できることから、
積極的に生ごみ等の有機物をミミズの餌
として与え、その糞を肥料として利用す
るミミズ堆肥化という手法があるのです
ミミズ くんに感謝!
☆カエル:害虫を捕食する小さな生き物
として益虫とも呼ばれています。水中に
卵を産むため、水田や水田に近い畑など
に多く生息します。カエルは虫の捕食者
である反面、鳥やイタチなどの小動物の
エサにもなります。そのため、カエルは
豊かな生態系の象徴として捉えられるこ
との多い生き物です。循環した田んぼ・
畑には必要な部分があるのです。
それ以外に
☆テントウムシ:幼虫の時からアブラム
シをたくさん捕食します。
☆トンボ:さまざまな害虫を食べる肉食
昆虫です。
☆クモ:ほとんどが人には無害で、害虫
をよく捕食します。
☆ミツバチ 植物の花粉を媒介して受粉
をします。はちみつを作ることからも、
農業とは深い関係にある益虫です。
田植えイベント、多くの方が参加いただ
き、本当に感謝いたします。
え、参加の皆様にも、メンバーの皆様に
も、そして、トラクターや田植え機や…
カエルや、ミミズや、天気にも・・
すべてに感謝いたします。
車の運転などご注意くださいますよう!
(文責 前 地 昇)