稲刈り 参加の皆様 ありがとう!

皆様・・・食育の「お勉強」です。

お米が出来るまで
【育苗(いくびょう)】
種が苗になるまで 水・肥料・殺菌など
ビニールハウスの中で苗になるまで生育します
【代搔き(しろかき】
田植えに前の準備として、トラクターなどで田んぼの土壌をかき混ぜ整理して、栄養素が行きわたり 稲の妨げるになる雑草を抑える目標を行います。
【田植え】
圃場に水を5㎝程の高さまで入水し 田植え機で苗を植え付けます。苗の間隔を等間隔で15~18cm、1カ所の植え付けに苗を3~4本が1株です。田植えと同時に肥料や農薬の散布を行います。
【生育管理ー除草作業】
(1)田植え1週間後
 除草作業 稲の成長と競合し成長を阻害する 雑草の除草を行います。早い時期の作業で雑 草がまだ小さいうちに効果のある農薬で除草 を行うことが大切です。
(2)殺虫・殺菌 出穂期
 稲全体が出穂したタイミングで、病気と害虫 の防除を目的に、殺虫・殺菌作業を行います(3)追肥
 基肥で十分な肥効を得られない時、または天 候・環境によって肥料の量が不足した場合は 追肥により生育を助けます。
(4)水管理
 圃場内の水を一定量で維持するための管理。 漏水などの管理。
【収穫】☆稲刈り☆
 登熟期を迎えた稲を収穫作業機で収穫します 使用する機械コンバインは、稲を刈取り、脱 穀と籾と稲わら選別、裁断し田んぼに排出す るまで自動で行います。
 籾は調整作業施設に搬送されます。
【調整作業】
1. 乾燥(かんそう)
 乾燥機で籾の水分量を落とし乾かす作業です 籾の水分量は高く味変を防ぐため収穫日直ぐ に乾燥機にかけられます
 25%の水分量を15%まで 約1時間を掛け乾燥 させる作業です。
2.籾摺り(もみすり)
 籾摺機で籾をすりつぶし 籾殻(もみがら)
 を取り除きます。
 籾殻が取り除かれ籾は玄米になります。
3.選別(せんべつ)
 選別機を使用し玄米の選定を行います。
 籾殻や未成熟のように、精米ができないも
 のを選別します


 

 

4.精米(せいまい) 

精米機で玄米の茶色の層(ぬか)を取り除きます。糠(ぬか)を玄米から取り除き、白米となります。
精米には、玄米から白米に1、3、5、8ぶつきという段階を「ぶつき精米」で選ぶことができます。
数字が高いと白い白米に近づき、低い値は玄米の栄養や色が近づきます。


さあ、桜の花芽はしっかりついてます!
田んぼには レンゲソウの花が広がりますよ!
稲刈りに来られた みなさん!
来年は 田植えに いらっしゃいませ~
(文責 前 地  昇)

2023年10月20日