どうしてしんどい思いをして興味のないことをしているの?~その1

「どうして花や野菜を育てることに興味のないあなたが、月2回往復2時間もかけて、奈良の共生学舎まで行くの?帰ってきたら、しんどいといってバタンキュー。2~3日は筋肉痛で、痛い、痛いばっかり言っているのに。もうやめたらいいのに」とよく妻に言われます。
メンバーの中で自分のエリアを持ち野菜の栽培をしていないのは私とO氏のみです。O氏はボランテイアで参加をしていると話してくれました。
彼は定例会の日は、定刻(9:30)より早く来て、黙々と国道沿いに捨てられたごみを拾い集めています。また、共生学舎の活動で出たごみも、きちんと分別し回収するときに、回収する人が困らないよう仕分けをしています。誰に言われてするのでなく、自主的にそれらをしているのです。

では、お前もボランテイアの気持ちで参加しているのかといわれると、正直、私にはそれほどボランテイアという崇高な気持ちがあるわけではありません。
もちろん、歴史的に意味のある地(佐紀古墳群の東北、歌姫街道の東、平城宮の北)の景観を荒れ地や、みすぼらしい地にしないように力になれればという気持ちは多少ばかりはあります。
 しかし、それだけではないように思います。私が妻にいぶかしがられても共生学舎に参加しているのは、なんなんでしょうか。(つづく)

(文責 中野 謹矢)

2022年11月05日