多士済々 Ⅰ
私は共生学舎に集まってきている人たちがそれぞれの持ち味を発揮しイキイキ活動している姿を見て、元気をもらっています。
N氏はテントづくりだけでなく、以前書いたように水路工事も指揮してくれました。竹林整備のリーダーでもあります。自分の畑でカラスやアライグマなどに作物を食い荒らされたときは、空からも地面からも攻撃されない覆いを作ったりします。モノづくりのエキスパートです。リタイアしてから弓道もしています。
T氏は実家が自動車整備工場であったこともあり、小さいときから機械いじりが大好きで、共生学舎では草刈り機や耕運機、コンバインなどの整備、修理を担当、縁の下の力持ち的存在です。野菜作りも熱心で、大阪から1時間かけて定例会以外の日もやってきます。ゴルフも前の職場の仲間としています。
I氏はバイク好きで毎夏、北海道をミツバチ族として飛びまわっているかと思えば、熊本や岡山で災害があると、すぐボランテイアで駆け付けるフットワークの軽さがあり、同時に誰とでも気さくに話をし、何人もの新メンバーを引き入れてくれるリクルート係もしてくれています。もちろん稲作では大活躍です。
コンピュータの扱いに慣れているH氏はホームページを作成するだけでなく、毎年、NPO法人としての私たちの活動を県や企業などにアピールするときに、パワーポイントを使ってわかりやすく説明しています。われらの広報部長といったところでしょうか。(つづく)
(文責 中野 謹矢)