本当に月日の経つのは早いもので、本年も半分が経過しました。
昨今、地球の温暖化をはじめとする環境問題を解決するために、企業に対する取り組みの強化が求められていますが、個人や家庭においてもできることは数多くあります。
世界人口の約10人に1人は飢餓や劣悪な生活環境のもとで暮らしていますが、日本では電気やガス、水や食料、医療などが比較的円滑に供給されるという経済システムが構築されており、恵まれた状況下にあると言えます。一般の家庭を見てもエアコンをはじめテレビ、冷蔵庫、調理器具、洗濯機等の電化製品や自家用車等を所有しています。また、外食産業やコンビニ、スーパー等の店舗も数多くあります。
これらは長年にわたって、我々がより快適な生活や利便性を追求し続けてきたからですが、このような経済合理性優先の結果が、環境悪化に繋がってきているということを認識しなければなりません。
このように考えると、個人や家庭においても環境を改善できることは数多くあります。
今こそ一人ひとりが環境合理性の視点に立って〝エコライフを目指す〟という思いで行動に移していくことが大切です。
私達の身近には食料、エネルギー、水、ゴミ等改善すべきさまざまな課題がありますので、これから順次取り上げていきたいと思っています。
(文責 中尾直史)