旬の味覚を楽しむ

 

私達のNPO共生学舎の管理地は甲子園球場くらいの広さがありますが、この半分が竹林で残りが田んぼと畑になっています。
この竹林には毎年筍(たけのこ)があがるので、枯れた竹を伐採し、肥料を施す等の整備を行い、毎年収穫イベントを開催することにしています。 今年は3月に入って気温が上がってきたこともあり、先日竹林を見回ると筍が顔を出し始めていました。今はまだ小さいため収穫はもう少し先になる見込みですが、これから雨が降る度に大きくなってきます。
筍は他の果樹と同様、表作(よく採れる年)と裏作(不作の年)があります。昨年は極端な不作でしたので、今年は豊作になることを期待し、4月7日(日)に収穫イベントを開催する予定で準備を進めています。
また、土筆(つくし)や蕗(ふき)、タラ、蕨(わらび)も一斉に芽を吹き出しました。
私の幼少の頃には家族で野山に出かけ、旬の山菜を採取していた思い出があります。最近は、これらの山菜もスーパーで販売されていますが、価格も高く、とりわけ筍や蕨などは灰汁(あく)抜きが必要ということもあって、食べる人も少なくなってきているようです。
是非、これらの山菜を収穫し、旬の味覚を楽しんでいただきたいものです。
(文責 中尾直史)

2024年03月23日