ヒヨドリからの学び

庭の畑に植えているブロッコリーが大きくなったので、収穫しようとして寒冷紗を外した途端、ムクドリが飛来して葉をかじられました。
ブロッコリーは栄養価が高いということで、毎年栽培していますが、不思議なことにムクドリは蕾の部分はそのままにして葉だけを食べます。
不思議に思って調べてみると、ブロッコリーの葉や茎には蕾の部分よりもビタミンCやカロテン、カルシウム、葉酸等が豊富に含まれており、栄養価が高いということが分かりました。最近はこのことが紹介されブロッコリーの葉が〝ブロッコリーリーフ〟という名前で広がりつつあるようです。
スーパーなどの野菜売り場に並べられているブロッコリーは蕾の部分だけなので、これまでブロッコリーは蕾を食べるものだと思いこみ葉や茎は捨てていましたが、実に勿体ないことをしていたものです。
さまざまなレシピが紹介されているので、葉や茎を細かく刻んでごま油で炒めて鰹節でまぶした総菜と、ニンジンやリンゴ、バナナ、牛乳等を加えてスムージーを作りました。朝食としては栄養満点なので、これからも有機栽培のニンジンや大根等の葉や茎を捨てずに有効活用していきたいと思っています。
(文責 中尾直史)

2024年01月22日