今年も兵庫県川西市在住の知人から瀬戸内海の島で育ったキウイフルーツが届きました。場所が離れている関係で、農薬散布等の作業を行わず自然の潮風を受けて育っており、究極の安全な果実です。採れたてでまだ実が固いため、早速リンゴやミカンと一緒にポリ袋に入れて追熟させることにしました。
これまでもこのブログでは安心・安全な食材について取り上げてきましたが、トップは何と言っても自分でつくるもので、これに続くのは生産者の顔が見えるものです。
加工食品にはメーカーや原材料費、賞味期限等が記載されていますが、生鮮食料品には生産地の表示があるだけで、誰がどのようにして生産したのかは分かりません。しかし、とりわけ野菜や果物については傷みやすいため、ポストハーベストと言って収穫後に防腐剤や防カビ剤といったものが使用されているケースが多いのです。
今、スーパー等の果物のコーナーには国産品と並んでアボガドやバナナ、オレンジ、パイナップル等の輸入果物が並んでいます。キウイについてはニュージーランド産のものが目につきますが、赤道を超え膨大なフードマイレージを使って日本に搬送されています。
最近、わが家では野菜はできるだけ自家栽培の物と地元産の物を、米や果物は知人から購入することにしています。またインターネットを活用して、生産者の顔が見える物に切り替えています。〝食は健康の源〟皆さんもできるだけ安心・安全な食材の入手に努めていただきたいものです。
(文責 中尾直史)