月日の経つのは本当に早いもので、今年も半分が過ぎ去りました。6月は内閣府が定める「食育月間」にあたっていたため、このブログにおいても食育に関する話題を提供しようと考えていましたが、体調を崩し、ブログ更新ができませんでした。しかし、食育といった取り組みは期間を限定して行うものではなく、常に心掛けておかなければならないテーマであり、単に知識を与えるということでは不十分です。そのためには、幼少のころから正しい食生活の習慣を身に着けていくことが何よりも大切です。
「食」は生き物が生存していく上での最重点テーマです。私たちが目にする動物や鳥等は子どもに真っ先に食べ物を確保するための方法を教え込みます。食の大切さは人間についても例外ではありません。よく教育の三本柱として、知育・徳育・体育が取り上げられますが、これらの基礎となるのが「食育」です。
最近は「食」について大きな関心を持つ人が増えてきているようですが、この一方で単に満腹感が得られれば良いと考えている人が多いのも事実です。また時間的な余裕がないという理由で欠食するというケースも散見されますが、この原因を探ると大半は幼少の頃からの食習慣に起因しているのです。
これから家庭における幼少期の食育がについて取り上げていきたいと思っています。
(文責 中尾 直史)