安心・安全な食材についてはこれまで度々触れてきましたが、消費者としては常に不安が付きまといます。
それでは究極の安心・安全な食材を入手するにはどうすればよいのでしょうか。野菜や果物を例にとると、まず自分で栽培したもの、次いで生産者の顔が見えるものではないかと思います。
先日、兵庫県在住の知人から愛媛県の瀬戸内海の島で採れたキウイフルーツを送っていただきました。居住地とは離れているためほとんど手入れをせず自然に任せて農薬も一切使わず栽培しているとのことですが、潮風の中で実に立派に育っており、毎朝美味しくいただいています。この他にも毎年我が家ではミカンや米も直接知人から産地直送で購入しています。
最近はスーパーの食品売り場でも生産者が表示された地元産の野菜が数多く並ぶようになってきましたが、新鮮なこともあって人気が高まっています。
また、インターネットを通じて生産者と消費者が直接取引するということも増えてきているようです。生産者の顔が見える安心・安全な食材の入手に努めていただきたいものです。
(文責 中尾直史)