食べ過ぎを控えた方が良い食材

 前回、体に良い食材を二回にわたって紹介しましたが、これらの食材とは逆に食べ過ぎないようにした方が良いとされる食材の頭文字をとって「お・か・あ・さ・ん・や・す・め」と「は・は・き・と・く」いう二つの合言葉があるので紹介します。
◇一つ目の「お・か・あ・さ・ん・や・す・め」は頭文字をとって
「お」は オムレツ、「か」は カレーライス、「あ」は アイスクリーム、「さん」はサンドイッチ、「や」は 焼きそば、「す」は スパゲッティ、「め」は 目玉焼きです。
◇二つ目の「は・は・き・と・く」の頭文字をとって
「は」は ハンバーガー、「は」は ハム、「き」は 餃子、「と」は トースト、「く」は クリームスープです。
これらの食材は加工食品が多い、脂質が多い、野菜類や海藻類が少ないという共通点があり、ビタミンやミネラルが不足しています。そして、圧倒的に西欧型の食材で単品が多いということが分かります。また、これらの食べ物は概して柔らかく濃い味付けになっているため、良く噛まないで食べてしまいます。そのため、顎や歯が鍛えられない上に、唾液の量が少なくなるので消化にも良くありません。
しかし、今、これらは各家庭において子ども達の好きな代表的な食べ物になっているのではないでしょうか。調理の手間がかからないし、子ども達が喜ぶからという理由でこれらを食べ続けていると味覚が鈍くなってしまう危険性もあります。幼少の頃からの食習慣は大人になってもなかなか変わらないので、注意していただきたいと思います。
(文責 中尾直史)

2022年11月08日