コロナ禍の真っただ中にあった2022年9月に書き始めたブログも今回で100回という節目を迎えました。この間は1年4カ月ということですから平均すると1カ月に6回というペースで掲載してきたということになります。
日本は太平洋戦争後の混迷期を国民の総力を結集して乗り切り、目覚ましい経済発展を遂げましたが、1990年にバブルが崩壊しました。この対応に手間取っている間に少子・高齢化が加速、更には東日本大震災による原発事故が発生し、〝失われた30年〟と揶揄される経済低迷期に陥ってしまいました。
更に、追い打ちをかけるようにコロナ禍が日本を襲い、国全体が閉そく状態に陥ってしまいました。この結果、私が憂慮したのは多くの人々が勇気や自信、希望をなくしつつあり、このままでは日本は衰退の道を辿ってしまうのではないかということでした。
日本は世界の国々の中でも長い歴史を持ち、世界の人々に誇れる素晴らしい伝統や文化を有しています。しかし、残念なことにこれらをしっかりと理解している人があまりにも少ないのです。これは、戦後GHQによる「宗教教育」「歴史教育」「道徳教育」の禁止が大きな原因です。一例を挙げると、祝日や行事について学校で教えることはほとんどありませんし、家庭において、親から教えることもありません。
そのため、これらを少しでも多くの人に理解してもらうことにより、グローバル社会において胸を張って日本の素晴らしさを語ってもらいたいという思いで、ブログに掲載してきました。
また、私自身も再度学習し直すことにより、日本という国についての理解を深めることができました。今後とも継続していきたいと思っていますので、忌憚のないご意見をお寄せください。
(文責 中尾直史)