10月9日(月)はスポーツの日で祝日です。
以前は1964年(昭和39年)に日本で初めて開催された東京オリンピックの開催日(10月10日)を記念して制定された「体育の日」でした。
その後、2020年に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピックの開催を機に、世界的に広く使われているスポーツという言葉を使うことにより、スポーツの価値を見直すと共にスポーツの素晴らしさを世界各国の人々と共有することを目指していこうという趣旨で現在の名称に変更されました。
「国民の祝日に関する法律」では〝スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、健康で活力ある社会の実現を願う〟と定められています。
この日の前後には、各地で体育大会やさまざまなスポーツ・イベントが開催されますし、バレーボールやラグビー、アジア大会などの国際大会も開催されています。
最近はともすれば勝敗にこだわるという風潮が強くなってきていますが、スポーツの本来の趣旨を理解し、スポーツの素晴らしさを再認識していただきたいものです。
(文責 中尾直史)