明日(3月21日)は昼と夜の長さが同じになる春分の日で祝日になっていますが、今年はそれだけではなく、「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」という三つの吉日が重なる最強開運日にあたっています。
一粒万倍日というのは〝種まきをすると一粒の種から万倍にも実る〟という意味で、何事にも良い結果が得られる縁起の良い日とされています。正確には種籾のことを指していると考えられており、この種籾一粒から一本の苗ができ、この苗から万倍とまではいきませんが一千粒のお米が採れると言われています。このように一粒万倍日はわずかなものが非常に大きく成長する日で、この日に始めたことはやがて大きな成果につながると言われています。そのため何かを始めるのに最適な日とされています。
また、天赦日というのは、天が罪や災いを赦してくれるという意味で、これも新しいことを始めたり決断したりするのに最適な日とされています。
更に、寅の日とは、十二支の寅にあたる時間帯(午前4時から午前6時)に早起きして行動すると吉事が起こる日という意味です。
それでは一年間にこの一粒万倍日や天赦日、寅の日はどれくらいあるのでしょうか。
今年の一粒万倍日は51日ですが、天赦日は年にわずか5日しかないためこれらの開運日が重なる日は、1月6日、3月21日、8月4日の3回しかありません。
更に、寅の日は23日ありますが、この3つが重なるのはたった1日だけです。
このように明日は運気が高まりやすく、幸運を引き寄せやすいスペシャルな一日なのです。そのため入籍や結婚式などを行う日としても最適で、幸せの種が大きく膨らみ、末永く続いていくと考えられていますが、この最強開運日にあたって気持ちを切り替えて新しいことにチャレンジしていきたいものです。
(文責 中尾 直史)