今年の干支 Ⅰ

 よく〝あなたの「えと」は何ですか〟ということを問われることがありますが、この質問に対しては、通常「ねずみ、うし、とら、うさぎ・・・いのしし」というように答えると思います。また、今年(2023年・令和5年)は「うさぎ年」ということで、いただいた年賀状にはうさぎの絵柄が数多く見られました。また、初詣の破魔矢にも兎の絵柄が描かれており、うさぎの置物なども数多く販売されることから「えと」というのは動物であると思っている人が多いと思います。
しかし、この「えと」というのは漢字で「干支」と書くように、正確には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせです。
この十二支は12年で太陽の周りを一周する木星の軌道をベースにしており、十二支に使われている「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」はもともと動物とは全く関係のない字で12の周期を意味しており月を表す記号として使われていました。子は旧暦の11月、丑は12月、寅は1月,卯は2月・・・・・亥は10月です。
これによると、今年の干支である卯は旧暦の2月ということになり〝盛んに繁るさまを表す〟ことから〝家内安全や飛躍〟を意味しています。
しかし、なかなか順番を覚えるのが難しいということで、わかりやすいように後から動物を割り振ったのです。≪続く≫
 (文責 中尾直史)

2023年01月25日