昨今はお正月のための特別の準備をしない家庭も増えてきているようですが、日本では年が改まるお正月は特別な期間にあたり、普段とは違った生活を送る風習があります。これらが長い歴史の中で、形作られ日本の伝統と文化として受け継がれてきました。年末から年始にかけて主なものを挙げると
◇年賀状を書く
◇煤払いを行なう 大掃除を行う
◇注連縄(しめなわ)を張る
◇門松を飾る
◇餅をつき、鏡餅を供える
◇年越しそばを食べる
◇舒也の鐘をつく
◇お正月にはお屠蘇でお祝いし、雑煮や御節料理を食べる
◇初詣に行く 等 といった風習があります。
これらの一つ一つにはそれなりの理由があるのですが、親から子へ、子から孫へとしっかりと受け継いでこなかったため、これらの意味を知らない人が多くなってきています。これらはすべて世界に誇れる日本の文化と伝統ですので、順次紹介していきたいと思います。
(文責 中尾直史)