
天風は次のように語っています。
〝自らの経験から丈夫な時には健康というものを考えないが、心と肉体が一つになって生命が生かされている。生きる心構えが大切であり、病や不運な出来事といったものは偶然に生じたものではない。その種は自分自身が蒔いたものだ。人間とは感情を統御しうる生き物であり、心の中の考えや思いが今の自分を作っている。一度きりの人生を充実したものにするには命の大切さを知り、心と体を統一し瞬間を生き抜くことが大切なのだ〟
これが天風の提唱する「心身統一法」の基本理念であり、説法を続けることで次第に政治、経済、芸能、スポーツ等さまざまな分野の実力者が数多く入会するようになりました。
◇64歳(1940年・昭和15年)に、この会は「天風会」に改称されましたが、天風の講演活動は続きます。
◇86歳(1962年昭和37年)には国の認可により「財団法人天風会」となり、今日に至っており、天風思想を受け継いだ各界の著名人が活躍されています。
◇92歳(昭和43年・1968年)に天風は多くの人に惜しまれながら波乱万丈の人生に幕を閉じることになったのです。
直接薫陶を受けた著名人については全国で10万人に、また大谷翔平選手のように間接的に影響を受けた人は100万人に上ると言われています。
(文責 中尾直史)
