近年は大リーグで活躍する大谷翔平選手の話題で持ちきりです。
テレビをつけると毎日のように大谷選手の活躍が報道されており、日本では老弱男女を問わず彼の一挙手一投足が注目を集めています。
かつて野球の世界ではパワーやスピードという点で外国人選手にはかなわないというように思われてきましたが、野茂英雄選手やイチロー選手が大リーグに挑戦して好成績を収め、近年次々と大リーグを目指す選手が増え、本場アメリカでも次第に日本人選手が注目されるようになってきました。
しかし、今回の大谷選手の活躍はこれまでの野球界の常識を覆すことになり、全米から驚異の眼で見られています。何よりも昨年はピッチャーとして二けた勝利を挙げる一方で本塁打王を獲得するといった二刀流での活躍、そして、今年は指名打者として54本の本塁打を量産し、130打点を挙げる一方で59盗塁を達成するという前人未踏の偉業を達成しました。 また、大谷選手は日本だけでなくアメリカでも多くの人の心をわしづかみにしていますが、これは野球選手としてだけでなく、彼の人間性によるところが多いのではないかと思います。
彼の今日あるのはたゆまぬ日常における研鑽の賜物ですが、この行動のベースとなっているのは高等学校時代に作成した目標達成シートです。これは私達が何をやるにも参考になるものですので、この際紹介していきたいと思います。
(文責 中尾直史)