10月12日(土)、好天の下で多くの子ども達や保護者に参加していただきNPOの最大のイベントである〝稲刈りイベント〟を開催しました。
奇しくもこの日は「一粒万倍日(いちりゅうまんは゛いび)」にあたっており、稲刈り作業の冒頭に参加者にお伝えしました。
この「一粒万倍日」というのは〝一粒の籾(もみ)を蒔けば、万倍の籾を持った稲穂になる〟という意味で、自分の一つの小さな行動が万倍になって帰ってくると言われる縁起の良い日とされています。そのため大きく発展させたいことを始めるのに適した日とされています。
日本の暦を見ると、この他に六曜と言われる「大安(たいあん)」「友引(ともびき)」「先勝(せんしょう・さきがち)」「先負(せんぶ・さきまけ)」「赤口(しゃつこう・しゃっく)」「仏滅(ぶつめつ)」等が記されています。
そして、結婚式や結納、上棟式、開所式等の慶事は最高の吉日と言われる「大安の日」に執り行われ、仏も滅すと言われている最大の凶日である「仏滅の日」は避けるということになっています。
科学が進歩した現代社会においても、日本人の生活の中にも根強く残っているのです。この一粒万倍日は月に数回ありますので、積極的に日常生活の中に取り入れていただきたいものです。
(文責 中尾直史)