日本の建国

昨日(2月11日)は建国記念の日で祝日でしたが、マスコミで取り上げられることもほとんどなく、群馬県高崎市や千葉市等、一部の自治体で記念行事が開催されるくらいで、全国的な盛り上がりもほとんどなく、3連休の中日として終了しました。
この制定にあたっては昨年のブログでも紹介したように、明治時代までは初代(神武)天皇の即位に起源をもつ建国を祝う〝紀元節〟という祝日でしたが、天皇を崇拝する日本人の団結を危惧するGHQの政策によって廃止されました。その後、紆余曲折があって、建国の日が明確ではないが、初代の神武天皇が即位されたとされる日を〝建国を偲び、国を愛する心を養う〟ということで、建国記念の日に制定したのです。
神武天皇については実在されていたという事実は確認されていませんが、日本神話に登場するほか、古事記や日本書紀にも記述がされています。
 今年は神武天皇の即位から数えると2684年目(皇紀2684年)にあたります。世界の中で、これだけ長い歴史を持つ国はほかにはありません。この歴史の中で、日本の伝統や文化、精神が培われてきているのです。
 こういったことをマスコミや各界の指導者が喧伝していくことが大切なのではないでしょうか。建国記念の趣旨にのっとり、私達が暮らしている日本という国の歴史を紐解くことにより、日本の素晴らしさを再認識していきたいものです。
最近、私は〝子や孫に伝えたい日本〟というテーマで学習を始めることにしましたので、順次紹介していきたいと思っています。
(文責 中尾直史)

2024年02月12日